いちご鉾田青柳 ECO 発電所
2020年4月20日、いちご株式会社(以下「いちご」)は、「いちご鉾田青柳 ECO 発電所」の発電を、同日開始したことを発表した。
同発電所は、38,792平方メートルの工場予定地(未利用)を利用して茨城県鉾田市に建設された。約2,945,000kWhという予測発電量/年間であることを公開している。
一般家庭(1世帯あたり3,000kWh/年の場合)に換算すると、およそ980世帯分の年間消費電力を賄うことが可能となる。パネルの枚数は7,894枚で、パネル出力は、およそ2.48MWである。
クリーンエネルギー事業
一期一会の「いちご」は、新規のコア事業としてクリーンエネルギー事業を推進するため、いちごECOエナジーを2012年11月に設立している。いちご初のクリーンエネルギー事業となった「いちご名護二見ECO発電所」は、東京ドームおよそ3個分というメガソーラーで、売電は2015年2月に開始している。
一般的に、メガソーラーとは、1000kw以上の出力が可能な発電設備を持つものを指す。電力自由化先進国であるヨーロッパ諸国が取り入れた発電方法として注目されたが、日本では、広大な設置面積確保のための、森林伐採などの問題がある。
いちごでは、発電所開発の際には、以下のような基準を設けている。
山林を切り崩さない、造成により水の被害が想定される土地は使用しない、地域住民の総意として反対があれば開発はしない(いちご株式会社ホームページより)
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
いちご株式会社
https://www.ichigo.gr.jp/