自然エネルギーを発電のスタンダードにする
株式会社Looopは、2020年3月10日、同社の電力小売事業『Looopでんき』における低圧販売契約件数が、20万件を突破したと発表した。
『Looopでんき』は、太陽光・風力・水力をはじめとする自然エネルギーを発電のスタンダードにすべく、同社が展開している電力小売事業。サービス提供開始より4年で、大台に乗った形となっている。
徐々に提供エリアを拡大、現在は全国で売電
Looopは、東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県において、同社の現CEOが独立型ソーラー発電セットを無償設置したことをきっかけとして、設立された。以来同社は、「自分でもつくれる」をコンセプトとして太陽光発電システム『MY発電所キット』を販売。電源開発事業への取り組みも始め、2015年には電力小売事業も開始した。
同社の電力小売事業は、サービス『Looopでんき』を提供するという形で展開されている。『Looopでんき』では、電力会社の送電網を使って売電を実施。東京電力・中部電力・関西電力管内で低圧小売事業に参入して以後、徐々に提供エリアを拡大し、現在は沖縄・離島を除く全国で売電が行われている。
より多くの顧客に自然エネルギーを届ける
『Looopでんき』は近年も、様々なプランを新たに展開している。2019年12月には、自家消費を促すプラン『Looopでんき0』を卒FITを迎える顧客に対して提案。2020年2月には、電気自動車向けプラン『Looopでんき+EV割』も開始。これらの取り組みも功を奏し、今回の低圧販売契約件数20万件突破は実現したという。
Looopは今後も、ニーズに合わせたプランを開発して、より多くの顧客に自然エネルギーを届けるとしている。
(画像はLooopの公式ホームページより)
▼外部リンク
『Looopでんき』 低圧契約件数が20万件を突破 - 株式会社Looop
https://looop.co.jp/info/news.html?seq=1759