宇宙用太陽電池パネルを開発する中国企業
Shanghai Aerospace Automobile Electromechanical Co., Ltd(以下「航天機電」)は、2020年3月2日、『第13回太陽光発電展』への出展に関するプレスリリースを発表した。
航天機電は、宇宙用太陽電池パネルの開発を手がける中国企業。『第13回太陽光発電展』は東京にて開催された展示会で、航天機電は同年2月26日に高効率太陽電池モジュール製品を出展している。
最高品質のPV関連製品を世界市場に供給
航天機電は、中国航天科技集団公司の子会社で、太陽光発電モジュールの世界的なメーカーとして知られる。シリコン・ウェハ・セル・モジュールなどを完全統合した供給チェーンを構築しており、最高品質のPV関連製品を世界市場に供給している。
同社は2014年に、中国トップ10のPVモジュールサプライヤーとしてランクされた。以後も3年にわたって、ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンスから、ティア1モジュールメーカーとしての評価を獲得。年間出荷量も2GWに達している。
発電効率20.4%を実現した『HT72-166M』
『第13回太陽光発電展』において航天機電は、太陽電池モジュールの新製品『HT72-166M』を出展した。『HT72-166M』は、ハーフカットと9BB技術を採用した単結晶ラージサイズのモジュール。最高出力455Wおよび発電効率20.4%を実現している。
航天機電は今後も、高効率かつクリーンなエネルギーソリューションを提供するとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
航天機電
http://www.ht-saae.com/Japan/航天機電、高品質の新製品を携えて太陽光発電展に出展 - pressrelease-zero.jp
http://pressrelease-zero.jp/archives/151903