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大和ハウス、再エネ電力自給自足オフィス「大和ハウス佐賀ビル」が国土交通大臣賞受賞

  • 2018年9月15日
  • エネクトニュース
「第1回エコプロアワード」で国土交通大臣賞を受賞
大和ハウス工業株式会社は9月13日、一般社団法人産業環境管理協会が主催する「第1回エコプロアワード」にて、日本初となる再エネによる電力自給自足オフィス「大和ハウス佐賀ビル」が国土交通大臣賞を受賞したと発表した。

この賞は、2004年に創設され「エコプロダクツ大賞」の評価範囲を“プロダクツ”以外まで拡げた省エネに関する賞で、2018年に新設されたものとなる。

「エコプロダクツ大賞」は、国土交通省や環境省など6省庁の後援のもと、環境負荷の低減に配慮したすぐれた製品・サービスを表彰することで、供給者である企業等の取り組みを支援し、エコプロダクツの開発・普及の促進を図ることを目的としていて、2016年までに13回の大臣表彰が実施されている。

同ビルは、佐賀県佐賀市成章町6番5号に位置し、延床面積が2,444.57m2の鉄骨造地上2階建オフィスビルで、2018年2月26日に竣工以降、同社の営業部門(住宅営業所、集合住宅営業所、流通店舗営業所、大和ハウスリフォーム)が使用するとともに、再エネによる電力自給自足の実証実験を行っている。

再エネでオフィスのエネルギー消費すべて賄える
またこの施設には、太陽光発電(83.2kW)とエリーパワー社製のリチウムイオン蓄電池(75kWh)を組み合わせた電力自立システムとともに、井水・太陽熱利用ハイブリッド空調システム等を導入している。

これにより、再エネでオフィスのエネルギー消費をすべて賄える『ZEB』を実現しており、電力会社からの買電に依存せずに自立でき、同規模の一般建築と比較して電力料金を約600万円/年削減できるという。

同社は今後、この施設で得られた成果を自社の他施設へ水平展開するとともに、これをショールームとしても活用し、顧客への環境配慮型施設の提案・普及を加速させていくとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

大和ハウス工業株式会社 プレスリリース
https://www.daiwahouse.com/about/release/house/

(関連記事)「大和ハウス佐賀ビル」の実証実験開始
https://www.daiwahouse.com/about/release/house/

 

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