独自開発の「ENECTION 2.0」 初めての適用事例に
電源開発事業やPPS事業、そしてパーソナルエネルギー事業などを展開するみんな電力株式会社(以下、みんな電力)が、株式会社丸井グループ(以下、丸井グループ)に、「ENECT RE100 プラン」再生可能エネルギー電力を供給すると、7月10日のプレスリリースで発表した。
みんな電力は、丸井グループの店舗施設の一部に、独自開発を進めてきたブロックチェーン P2P電力取引プラットフォーム「ENECTION 2.0」を、初めて適用し、「ENECT RE100 プラン」再生可能エネルギー電力を供給していく。
どこの発電所の再エネかを情報開示 卒FIT風力発電所を活用
事業活動による消費電力について、100%再生可能エネルギーにすることを目標に掲げる企業が参加する国際的イニシアチブ「RE100」。これに加盟する先進企業はどこの発電所の再エネかを重視しており、「ENECT RE100 プラン」のように、ブロックチェーン技術で供給元の再エネ発電所の特定が可能なことは、双方にとって大きなメリットとなる。
みんな電力が今回、丸井グループに提供する電力は、青森県にあるエコ・パワー社運営の3か所の卒FIT風力発電所(合計2,000kW)を活用した再生可能エネルギーだ。
同社は、卒FIT発電所を廃棄するのではなく、FIT買取期間が終了した発電所から、継続的な買取が選択できるようにサポートを展開していくとしている。
(画像はみんな電力株式会社 ホームページより)
▼外部リンク
みんな電力株式会社 プレスリリース
http://corp.minden.co.jp/