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住友林業、レノバなど4社とともに「苅田バイオマスエナジー株式会社」に共同出資

  • 2018年6月30日
  • エネクトニュース
苅田(かんだ)バイオマスエナジーに共同出資
住友林業株式会社は6月26日、株式会社レノバなど4社とともに「苅田(かんだ)バイオマスエナジー株式会社」に共同出資したと発表した。出資比率は、レノバが43.1%、同社が41.5%となる。

ほかに出資するのは、ヴェオリア・ジャパン株式会社、九電みらいエナジー株式会社、三原グループ株式会社の3社となり、6月22日に組成したプロジェクトファイナンスにより資金調達する。

計画では、福岡県京都(みやこ)郡苅田町に発電規模約75MWのバイオマス発電施設を建設し、年間約36万トンのバイオマス燃料により再生可能エネルギー固定価格買取制度を利用した発電事業を行う。

なおこの年間発電量は約500GWhとなり、これは一般家庭約168,000世帯分の消費電力量に相当する。

また燃料には、北米産のペレットとインドネシア産のパームヤシ殻を使用するほか、九州北部の間伐材や林地未利用木材などを地元関係者の協力を得て集荷する予定で、運転開始は2021年6月を予定している。

グループの発電規模は合計約177MWに
同社ではグループ等の総合力を生かしてバイオマス燃料を調達し、電力の安定供給を実現するほか、同事業を通じて地域に再生可能エネルギーを供給するとともに、雇用創出などでの地域貢献を目指すとしている。

なお同社グループは、2011年2月の川崎(発電規模33MW)を起点に、紋別(同50MW)、苫小牧(同6.2MW)、八戸(同12.4MW)の各バイオマス発電所を稼働させていて、今回計画の発電所が稼働すれば、グループでの発電規模は合計で約177MWとなるという。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

住友林業株式会社 プレスリリース
https://sfc.jp/information/news/2018/2018-06-26.html

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