サイト内
ウェブ

BCPGジャパン、静岡県御殿場市で営農型太陽光発電所の操業開始

  • 2018年6月8日
  • エネクトニュース
静岡県御殿場市で営農型太陽光発電所の操業を開始
ビーシーピージージャパン株式会社(BPCGジャパン)は、静岡県御殿場市駒門地区にて、御殿場1太陽光発電所と御殿場2太陽光発電所を完工、この4月16日から商業運転を開始したと発表した。

これらの発電所は、御殿場市の63名の個人が所有する休耕農地(67,585m2)を活用して建設されたもので、同社にとっては7、8ヶ所目の太陽光発電所であるとともに、初の営農型太陽光発電所(ソーラーシェアリング)となる。 

2つの発電所の発電容量は、合わせて4.4MW(DC)となり、これは約1,100世帯の消費電力量に相当するほか、この発電規模は営農型太陽光発電所としては日本最大級になる。

この発電所は、株式会社日本エナジーバンクが元請となり、設計・施工は株式会社京セラソーラーコーポレーションと株式会社奥村組が行っている。

パネル下部での営農に必要な日射量と雨水を確保
太陽光パネルには、中国Trina Solar社の335W太陽光発電パネル13,176枚を使用し、これを中国ファーウェイ社の分散型パワーコンディショナー118台に接続しており、発電した電力はFIT(固定買取価格制度)を活用して、東京電力株式会社に全量売電する。

またソーラーシェアリングを行うに際しては、農作業に必要となる、パネルの最低地上高2mの確保と、10cmのスリットをパネル間に設けることで、パネル下部での営農に必要な日射量と雨水の確保を図っているという。

​なお、営農作物に関しては、種々の植物を検討した結果、すでに他の地域での実績もあることから、神事や仏事に使用されるヒサカキとしている。約13,000本の苗木を植栽し、約3年後からの収穫・出荷を予定している。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ビーシーピージージャパン株式会社 プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/
 

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。