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住友重機、関西電力グループから出力約75,000kWのバイオマス発電設備を受注

  • 2018年4月26日
  • エネクトニュース
75MW級バイオマス専焼発電設備を受注
住友重機械工業株式会社は4月25日、関西電力株式会社が設立した発電事業会社のバイオパワー苅田合同会社が、福岡県京都郡苅田町に建設を予定する、出力が約75,000kWのバイオマス発電設備を受注したと発表した。この運転開始は、2021年10月を予定している。 

この設備は、木質ペレットを主燃料に用いた蒸気タービンでの発電方式となり、再熱方式(蒸気タービンで膨張した蒸気をボイラヘ送り、再加熱後に蒸気タービンへ送ることを繰り返す方式)による高効率なバイオマス専焼発電設備となる。

このため同設備は、地球温暖化対策の一つとして、再生可能エネルギー開発の一翼を担うものと位置付けている。

またこの発電設備には、「循環流動層(CFB)ボイラ」を採用しており、このボイラは同社グループとして国内外で490缶以上の実績を有しているという。

電力の安定供給と地球温暖化対策に貢献
同社は今回の受注について、同社のボイラが高効率バイオマス発電の分野では高いシェアを得ていることから、この実績が評価され採用されたとみている。

また同社は、今後も資源の有効活用と環境負荷の低減に貢献するバイオマス燃料や低品位炭を活用した、小型~大型の高効率発電設備を提供することで、電力の安定供給と地球温暖化対策に貢献していくとしている。

(画像は住友重機械工業株式会社HPより)


▼外部リンク

住友重機械工業株式会社 プレスリリース
http://www.shi.co.jp/info/2018/6kgpsq0000004ago.html

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