サイト内
ウェブ

福島県浪江町で、電気自動車「日産リーフ」の中古バッテリー再利用の外灯を設置

  • 2018年3月27日
  • エネクトニュース
ソーラーパネル発電と中古バッテリー再利用の外灯設置
福島県浪江町、および日産自動車株式会社とその関連会社であるフォーアールエナジー株式会社は3月22日、電気自動車「日産リーフ」の中古バッテリー再利用により製作した独立で点灯する「外灯」を設置するプロジェクト「THE REBORN LIGHT」を発表した。

東日本大震災から既に7年が経過する浪江町は、復興に向け新しいインフラを必要としている。

このため同町は、ソーラーパネルを用いての発電と、「日産リーフ」で不要となる中古バッテリーを組み合わせることで、送電網に依存しない独立電源での外灯を製作し、これを同町内に設置するプロジェクトを、日産とフォーアールエナジー両社の協力により開始することとしたもの。

同プロジェクトでは、外灯を必要としている浪江町内の各所にこれを設置することとしていて、同町に3月26日開所するフォーアールエナジーのバッテリー再生工場にて試作機を試験点灯させ、2018年度に外灯設置を順次実施する予定とのこと。

復興を進める浪江町に灯りをもたらし町民生活を支援
このところ、国内はもとより世界的にも、環境対策から化石燃料を使用しない自動車、とりわけ電気自動車へと急速なシフトが起きており、今後遠からずバッテリーの多量生産とともに、不要となった中古バッテリーを多量に廃棄処分する必要が生じてくるとみられている。

そこで今回、電気自動車として既に使用年数を経過した「日産リーフ」の中古バッテリーを利用するとともに、ソーラーパネルを用いての発電を組み合わせることにより、送電網を利用せず単体で点灯する外灯製作を実現したという。

プロジェクト企画者はこれにより、震災からの復興を進める浪江町に灯りをもたらし、町民の生活を支援するとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

日産自動車株式会社 プレスリリース
https://newsroom.nissan-global.com/releases/

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。