太陽光発電所の新規稼動と月次の発電電力量
服飾事業や賃貸・倉庫事業などを行う株式会社カワサキは3月9日、すでに平成30年2月2日に公表していた「カワサキ忠岡南発電所」が同日から稼動するとともに、発電した電力全量を関西電力株式会社へ売電を開始したと発表した。
これにより同社は、平成30年2月に稼動している「カワサキちきり発電所」を含め、合計2つの太陽光発電所を所有することとなる。なお、カワサキちきり発電所の2月時点の発電電力量は54,126kWhだったとしている。
今回稼動したカワサキ忠岡南発電所は、大阪府泉北郡忠岡町忠岡南3丁目1514-1他に位置するカワサキ忠岡南倉庫A・B棟建屋の屋上に総工費60百万円をかけて設置したもので、太陽光パネル1,640枚を用いた発電能力451kWの太陽光発電所となり、年間発電量は457,169kWhとなる。
再生可能エネルギーの創出・普及に貢献
また同社は現在、大阪府豊能郡の「カワサキ能勢発電所」(発電能力:489.5kW、年間発電量:459,464kWh)を平成30年4月に事業開始予定にて、また大阪府岸和田市の「カワサキちきり第二発電所」(発電能力:632.5kW)を平成30年7月の事業開始予定にて、設置準備を進めている。
同社は引き続き、賃貸・倉庫事業で所有する建屋の屋根を活用する事業への取組みにより、長期的な収益源の確保による収益力の拡大を図り、企業価値の向上を目指すとともに、企業の社会的責任として、環境に配慮した再生可能エネルギーの創出・普及に微力ながら貢献していくとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社カワサキ プレスリリース
http://www.kawasaki-corp.co.jp/common/pdf/