「顔の見える電力」を3月から関西エリアへ供給開始
みんな電力株式会社は3月5日、電力小売りサービス「顔の見える電力」のサービスエリアを拡大し、関西エリアへの供給を同日から開始すると発表した。
また、今回のエリア拡大を記念し、発電産地の特産品が抽選でもらえる『「顔の見える電力」でつながる!キャンペーン』を、同時にスタートする。
キャンペーンは、同日から5月末の契約申込み分が対象となり、発電産地のひとつである長野県の『信州詰め合わせギフト』等が、抽選で60名に当たるとのこと。
この対象は、東京電力エリアと関西電力エリアになり、期間中に申し込みするだけで自動エントリーとなる。この申込みは、同社電力小売りサービスサイト「ENECT」にて受付ける。
同サービスの特徴は、顧客が気に入った発電所を選んで「応援」することで、その電力生産者に毎月の電気料金の一部が同社を通じて寄付できるという、同社独自の仕組みとなっている。
また発電所によっては、継続して応援することで“お礼の品”として商品券や農産物等がもらえることもあり、契約者から好評を得ているという。
今後も他エリアへ順次提供拡大を予定
また同社は、再生可能エネルギー(FIT)比率の高さも日本トップクラスで、2017年度の電源構成(計画値)は再生可能エネルギー:60%、その他:40%となっている。
現在は自治体、市民発電、企業等から太陽光や木質バイオマス、水力を主とした電源を調達しており、2017年4月の実績値では91%を達成した。
さらに、同社の料金メニューは、電気料金を構成する託送料金、電力調達コスト、需給調整コストなどをできるだけ透明化し、「日本一高い透明性」を目指しているとのこと。
なお同社は、今回の関西電力管内への供給開始を皮切りに、今後も他エリアへ順次拡大を予定している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
みんな電力株式会社 プレスリリース
http://corp.minden.co.jp/wp-content/uploads/「ENECT」
http://enect.jp