浦和美園駅屋上の「太陽光発電システム」が稼働開始
埼玉高速鉄道株式会社は2月7日、埼玉スタジアム線浦和美園駅の駅舎屋上階に、太陽光を利用した発電システムを設置し、平成30年1月24日から使用を開始したと発表した。
この駅は、さいたま市緑区美園4丁目12番地にあって、埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線の終着駅となり、駅舎への太陽光発電システムの設置は、同社としては初めての試みとなる。
これは、駅構内や電車内の照明LED化に続くCO2削減の新たな取り組みとして行うもので、駅構内や本社施設の照明等に使用する電力の一部を、環境に優しいクリーンな発電システムにて供給することとなる。
タイムリーに確認できる電力量表示モニターを設置
また、この太陽光発電システムにより晴天時には最大55kWの電力を供給することができ、約63,000kWh/年の電力削減が見込まれている。さらに、約36t-CO2/年(クスノキ679本分)の二酸化炭素の削減効果が期待できるという。
そして、浦和美園駅の改札口付近には電力量の表示モニターを設置し、太陽光発電システムで供給される電力量をタイムリーに確認できるようにしている。
なお同駅では、隣接して埼玉スタジアム方向への歩行者専用道路(通称:浦和美園イベントプロムナード)を設けている。同所でのプロモーション・イベント等を行うことで、全国に向けた情報・話題提供等、浦和美園の魅力を発信できる企業・団体を募集していて、併せて同駅の魅力を呼びかけている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
埼玉高速鉄道株式会社 プレスリリース
http://www.s-rail.co.jp/news/up_pdf/浦和美園歩行者専用道路利用案内
http://www.s-rail.co.jp/news/2017/