屋外用マルチストリング型PCS（3回路）の販売開始
ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社は2月16日、屋外用マルチストリング型パワーコンディショナ（3回路）の販売を、同日から開始すると発表した。
同社は、自社製のパワーコンディショナ製品ラインナップを強化することで、太陽光発電システムの普及促進を図るとしている。
そして、固定価格買取制度（FIT）終了に伴う2019年問題などとは異なり、自家消費に向け活発化する住宅用発電システム市場への重要な製品と位置付ける。
同製品は、現行の同4回路製品より回路数を減らして小規模発電システム向けに特化したもので、現行品を使ったシステム設計よりも、さらに最適なバランスでの設計が期待できるという。
また、マルチストリング対応のため、複数の異なる傾斜に設置したアレイからなる低圧産業用発電システムなどにも、高い発電性能を発揮するとしている。
高い変換効率により年間発電量を向上
同製品の特長は、変換効率96.0％を達成したことで、低日射時でも高変換効率を維持し、マルチストリング対応で日射変化時のMPPT追従性の最適化により、年間発電量を向上していることとなる。
また、追加の接続箱が要らないことから、これまでより電気工事を簡素化できるとともに、4回路製品に加え3回路製品をラインナップに加えたことで、様々な住宅屋根の設置に対応できるようになっている。
さらに、15年の長期製品保証を付帯したほか、全国47拠点の保守ネットワークの活用により、不具合時はオンサイトによるサービスを行うとしている。
（画像はプレスリリースより）
▼外部リンク
ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社 プレスリリース
https://www.nextenergy.jp/info/2018/info20180216.php
