リチウムイオン電池のリサイクル技術の動向
株式会社シーエムシー・リサーチは、2019年7月4日、セミナー『蓄電池の資源循環技術と国内外の法規制』を東京都千代田区で開催する。
同社は、書籍やセミナーによって各種材料・化学品などの先端技術情報や市場情報を提供している企業。同セミナーは、リチウムイオン電池のリサイクル技術の動向について知見が得られるものとなる。
「未来」について議論を深める
近年、自動車のモーター駆動化やEV化などの推進に伴って、蓄電池の適切な処理・リサイクル・リユースという問題が重要度を増してきた。今回のセミナーは、こうした蓄電池の「未来」について議論を深めるべく開催される。
同セミナーに登壇するのは、早稲田大学教授・所千晴氏と、泉化研代表・菅原秀一氏。所氏は、資源循環工学・化学工学・粉体工学が専門であり、リチウムイオン電池の廃棄物を含むいわゆる「都市鉱山」の研究に取り組む人物。経済産業省・環境省・東京都などの審査委員も多数歴任している。菅原氏は、リチウムイオン電池の開発営業や蓄電システムの研究PMといった経歴を持つ人物。
『ちよだプラットフォームスクウェア』B1Fにて開催
同セミナーにおいて所氏は、未来社会を支える物理的分離濃縮技術の概要や、電気パルス法およびリチウムイオン電池の分離濃縮技術についてレクチャー。菅原氏は、廃EV電池の処理と国内外の法規制や、広範囲に分散したEVが廃車となる未来を見据えた講演を行う。
『蓄電池の資源循環技術と国内外の法規制』は、7月4日、東京都千代田区神田錦町の『ちよだプラットフォームスクウェア』B1Fにて開催。
(画像はシーエムシー・リサーチの公式ホームページより)
▼外部リンク
蓄電池の資源循環技術と国内外の法規制 - 株式会社シーエムシー・リサーチ
http://cmcre.com/archives/44383/