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大阪ガスなど3社、国産木質バイオマスを調達・販売する合弁会社設立

  • 2019年3月13日
  • エネクトニュース
3社合弁で「株式会社グリーンパワーフュエル」設立
大阪ガス株式会社は3月7日 、バイオマス発電所向けに国産木質バイオマスの調達および販売を行う事業会社「株式会社グリーンパワーフュエル(GPF)」を、西信森林資源株式会社、日本製紙木材株式会社との3社合弁にて、同日に設立したと発表した。

新会社は、発電用燃料に国内林地の未利用木材等を調達・搬送し、当面は同社グループが国内で保有・開発を行っている複数のバイオマス発電所等に長期・安定供給することを目的とするが、将来的には他発電事業者向けへの販売も検討し、各社の強みを活かした安定的な事業の拡大を目指すという。

同社グループはこれまで、地元バイオマス燃料を100%活用する「松阪木質バイオマス発電所」(出力約2千kW、2019年1月運転開始)のほか、直近では「徳島津田バイオマス発電所」(同7.48万kW、2023年3月運転開始予定)への参画など、国内7カ所でのバイオマス発電所運営と事業化計画を推進してきている。

国内森林資源の持続可能な利用に取り組む
今後は、2030年頃までに国内外にて100万kW程度の再エネ電源を確保する方針としていて、新会社の設立・運営を通じ、さらなる再エネ電源の拡大とともに、国内森林資源の持続可能な利用に取り組むとしている。

なお新会社は、同社と同じ大阪市中央区平野町4丁目1番2号に本社を置き、資本金は5千万円で、株主構成は同社が55%となるほか、西信森林資源が35%、日本製紙木材が10%の比率となる。

(画像は大阪ガス株式会社HPより)


▼外部リンク

大阪ガス株式会社 プレスリリース
http://www.osakagas.co.jp/company/press/pr_2019/

(参考)「松阪木質バイオマス発電所」記事
http://www.bpt.co.jp/img/news_201801_start.pdf 

(参考)「徳島津田バイオマス発電所」記事
http://www.osakagas.co.jp/company/press/pr_2019/

 

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