2019年度から準備工事を開始、最大出力7400kW
中部電力株式会社（以下「中部電力」）は12月11日、渥美風力発電所（仮称）の建設を決定したと発表した。
新発電所は愛知県田原市にある、中部電力の渥美火力発電所構内で建設される。2019年度から準備工事に着手する予定で、発電設備の建設は2020年度に開始、2021年度の稼働を目指している。
発電所の最大出力は7400kWで、想定年間発電量は約1900万kWh。一般家庭の電力消費量に換算して約6000世帯分に相当する。
CO2排出量の少ないエネルギーを積極的に導入
中部電力は低炭素社会の実現に向けて、再生可能エネルギーの開発・導入に力を入れている。
同社は長野県、静岡県、三重県でメガソーラーを運営、バイオマス発電では木質バイオマスの混焼、および下水汚泥を燃料化する事業を行っている。風力発電では御前崎風力発電所（2.2万kW）が2010年から稼働している。
渥美風力発電所は年間ほぼ9000トンのCO2排出量削減効果が見込まれており、中部電力は今後もCO2排出量の少ないエネルギーの導入に積極的に取り組んで行く方針だ。
（画像はプレスリリースより）
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中部電力 リリース
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