直流電圧1500V対応の「ソラメンテ-Z（SZ-1000）」
株式会社アイテスは12月14日、ソーラーパネル点検装置「ソラメンテ」シリーズのストリングチェッカー「ソラメンテ-Z」について、直流電圧1500V対応モデルの新製品「ソラメンテ-Z（SZ-1000）」を開発、2019年1月15日から販売を開始すると発表した。
現在、大規模メガソーラーを中心に、発電と建設コストの低減につながる直流電圧1500Vの太陽光発電システム化の流れが加速していて、同社はこの市場ニーズをとらえ、直流電圧1500Vに対応した測定器として同製品を開発したとのこと。
新製品は、同社の特許技術となる「インピーダンス測定法」を採用していて、天候の影響が少なく効率的に太陽光パネルの故障をストリング単位で判断できるストリングチェッカーのハイエンドモデルとなり、既に大手発電事業者やEPC、O＆M関連企業数社から引き合いを受けているという。
なお、ソーラーパネル点検装置「ソラメンテ」シリーズは、2012年の発売開始以来2,000台以上の販売実績があり、今回の新製品については、2019年の販売計画を年間100台としている。
最大直流電圧1500Vの開放電圧測定に対応
同製品の特長としては、最大直流電圧1500Vの開放電圧測定に対応していて、機器内部に短絡電流を流さずにより安全な作業ができるほか、電圧を感知して自動測定するためボタン操作が不要で、高い作業性を実現していることが挙げられる。
また、機器本体は小型でハンディーなほか壁掛けフックがあるため、抜群な可搬性と操作性を有している。さらに、測定結果をSDカードで保存し、CSVデータとしてPCへ取り込むことも可能となっている。
（画像はプレスリリースより）
▼外部リンク
株式会社アイテス プレスリリース（Value Press！）
https://www.value-press.com/pressrelease/212959「SZ-1000」製品情報
https://www.solamente.biz/products/sz-1000
