高効率多結晶太陽電池モジュールの軽量版を発売
ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社は12月13日、高効率単結晶太陽電池モジュール「NER660M305」と高効率多結晶太陽電池モジュール「NERP156×156-60-P SI 275W」の軽量版にあたる「LW660M-305PR」と「LW660P-275」を、同日から販売開始すると発表した。
同製品は、従来の高いモジュール変換効率と品質はそのままに、軽量とともに汎用性のある部材を採用することで、モジュール重量の低減を図るとともに、これまでの軽量太陽電池モジュールよりも低価格を実現したとしている。
また、屋根の耐荷重が小さく強度的に難しい場所への設置に向いていて、設計段階で太陽電池モジュールを搭載荷重として見込んでいない建築物や、地震や雪が少ないベトナムなどの東南アジア地域に適しているという。
1m2当たり荷重は8.4kgと従来比約25%軽量化を実現
この特長は、両製品(LW660M-305PR/LW660P-275)ともに、公称サイズがW992mm×H1640mm×D25mmで、公称質量が13.7kgとなることから、1m2当たりの荷重では8.4kgとなり、これは従来の同社モジュール対比で約25%の軽量化を実現したとしている。
このため、設置作業にかかる負担を軽減できることとなる。
また、LW660M-305PRは、従来モジュールのPERC技術と5本バスバーの採用により、公称最大出力(Pmax)が305Wと高出力となっている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社 プレスリリース
https://www.nextenergy.jp/information/20181213/