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NEDO、バイオマス利用促進に向けて8テーマを採択

  • 2018年12月13日
  • エネクトニュース
地域の特性を活かした最適システムを目指して
新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」)は12月12日、バイオマスエネルギーの地域における利用拡大を目指して、8テーマを採択したと発表した。

バイオマスエネルギーは再生可能エネルギーの中でも、太陽光や風力と比較して安定的な発電が望め、さらに地域の活性化に寄与する電源として期待されている。NEDOは2014年度から「バイオマスエネルギーの地域自立システム化実証事業」として様々な研究・開発の助成を行ってきた。2018年度の事業予算は23億円。

今年はシステムの自立化に利する技術開発に焦点を当てた事業が1つ、事業としての安定性や経済性の課題に取り組む事業7つが選ばれた。

新技術を開発、改良とコスト減で安定したシステムを
今年採択された技術開発事業は、家畜の糞尿をメタン発酵させ副産物である消化液も利用する、オンサイト型の小型発電システム。災害に強く再生可能エネルギー固定価格買取制度に頼らないことを念頭に、システム全体の効率化とコスト減を進める。

事業性評価のテーマでは、やはりFITや助成金に頼らない事業を実現するために、長期的な燃料調達、設備の安定稼働、システム全体のコスト分析、資金調達などの課題に取り組む。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

NEDO  リリース
https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101047.html

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