ソーラーパネル「Jシリーズ」新発売
株式会社LIXILは11月20日、ハーフセルと最新技術の採用により、高効率・高出力を実現したソーラーパネル「Jシリーズ」(310W)を、この12月3日から受注開始すると発表した。
同シリーズは、これまでの「Gシリーズ」(250W)に追加するものとなり、これにより同社の太陽光発電システムは、2つのシリーズから選べることとなる。
「Jシリーズ」の特長は、フルサイズセルを半分の大きさにすることで電流値を低減し、モジュール化した時の損失を抑え、総合的に発電効率を向上する「ハーフセル」を採用している。6インチのフルセルと比較すると、同じ敷設面積でも出力量が約7%向上するという。
またバスバーの細線化により、セルとバスバーとの間の残留応力が減少するため、セル内のマイクロクラック発生リスクが抑制されるほか、残留応力の減少でセル・バスバー界面が剥離するリスクも減少することから、ホットスポットの発生リスクが抑制されるとしている。
2つの製品サイズ組み合せで大幅な発電量増加が可能に
このほか、2つの製品サイズ(標準の「Fサイズ」と、これより約2割小さい「Sサイズ」)設定があり、両方を組み合わせて配置することで、モジュールを敷設面に無駄なく敷き詰めることができため、大幅な発電量増加が可能になる。
さらに、風圧荷重3800Pa・積雪荷重5400Paと優れた耐荷重性能により、150cm以下の積雪地域にも対応するとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社LIXIL プレスリリース
https://newsrelease.lixil.co.jp/news/2018/060