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MHIヴェスタス、世界最大出力9,500kWの洋上風力発電設備を23基受注

  • 2018年11月13日
  • エネクトニュース
MHIヴェスタスが世界最大出力の洋上風力発電設備受注
三菱重工株式会社は11月12日、MHIヴェスタス(MHI Vestas Offshore Wind A/S)がベルギーのパークウィンド社から世界最大出力となる9,500kWの洋上風力発電設備V164-9.5MWを23基受注するとともに、15年間の長期保守サービス契約も同時に締結したと発表した。

この受注は、パークウィンド社がベルギー沖合約50kmの北海洋上にて進める出力21万9,000kWのノースウェスター2ウィンドファーム・プロジェクト向けで、年内の着工に向け開発が進められているもの。

設備の据付開始は2019年後半を予定し、2020年の完成を目指していて、完成後は20万世帯分を超える電力を供給する計画とのこと。

ベルギー政府は、2025年までに最大4GW(400万kW)の洋上風力発電を導入する計画を打ち出していて、MHIヴェスタスの納入済みおよび今後納入予定の発電設備は、すでに8GW(800万kW)を超える。

再生可能エネルギー普及を支援して環境負荷低減に貢献
なおMHIヴェスタスは、2014年にデンマークのヴェスタス社と三菱重工業が折半出資する洋上風力発電設備合弁会社として設立されている。本社はデンマークのオーフス市にあって、同国内と英国のワイト島にも工場を保有し、洋上風力発電設備市場では世界トップクラスのシェアを誇る。

今回の受注を弾みとして同社は、ベルギー向けも含めさらなる受注拡大により、再生可能エネルギーの普及を支援して環境負荷低減に貢献していくとしている。

(画像は三菱重工株式会社HPより)


▼外部リンク

三菱重工株式会社 プレスリリース
https://www.mhi.com/jp/news/story/181112.html

 

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