自然エネルギー普及を進めるサービス展開
2019年7月31日、ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社は、7月29日に四国電力株式会社と出資契約を締結したことを発表した。
ネクストエナジーは、2003年設立のベンチャー企業。太陽光発電システムの部材販売、独自開発の架台・太陽電池モジュールを活用したEPC事業、発電収益を最大化するためのソリューションを提供するO&Mサービス、オフグリッド(独立蓄電型)事業、太陽電池モジュールのリユース事業、100%自然エネルギー由来の電気を提供する電力小売事業など、自然エネルギー普及における幅広い分野でサービスを展開している。
分散型エネルギー資源の活用
同社は今後、再生可能エネルギーの主力電源化を次期エネルギー産業の課題ととらえ、自家消費型太陽光発電システム事業、定置型蓄電システム事業、既設太陽光発電設備の支援サービス事業の三事業を中核として、IoTプラットフォームを活用した分散型エネルギー資源の高度利用の実現を目指しているという。
今回の出資契約により、四国電力が持つ電力ビジネスに関する知見やノウハウと、同社の太陽光発電技術を融合させ、蓄電池や太陽光発電を活用したTPO(第三者所有)モデル事業など分散型エネルギー資源の更なる有効活用に向けた取り組みを進める方針だ。
また、四国電力は、同社への出資を通じ、新技術の有効活用に向けた協働の取り組みや、法人の顧客が初期費用を負担することなく太陽光発電システムを設置できるサービスの提供を検討しているという。
(画像はホームページより)
▼外部リンク
ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社 プレスリリース
https://www.nextenergy.jp/information/190731/