必要電力に相当する再エネ証書やクレジットを購入
株式会社リコー(以下「リコー」)は8月5日、主力製品であるA3複合機(A3用紙対応のコピー機)の組み立てに必要な電力を、2019年度は100%再生可能エネルギー由来の電力で賄うと発表した。
リコーグループは2017年にRE100への参加を宣言し、省エネおよび再エネの導入・利用を推進している。既に欧州の販売会社やフランスの生産会社で再エネ化100%を実現したほか、国内でも太陽光発電設備の導入などで、エネルギー消費ゼロに迫る販売会社もある。
今回の取り組みでは、A3複合機を組み立て生産する社屋において必要な電力量に相当する、再生可能エネルギー電力証書やJ-クレジットを購入する。対象となる生産拠点は中国とタイで合計3カ所、国内では宮城県と静岡県の2カ所で、2019年度分の合計は37GWhとなる。
環境負荷の少ない製品として訴求力を高める
今回の対象には、A3複合機の再生機組み立ての拠点も含まれている。
リコーは今後も使用電力の再エネ比率を高めることでより環境負荷の少ない製品を提供し、顧客や地域社会とともに脱炭素社会の実現に貢献していく。
(画像はリコー公式サイトより)
▼外部リンク
リコー リリース
https://jp.ricoh.com/release/2019/0805_1/