滋賀県が卒FITに関する情報提供
2019年7月17日、滋賀県はホームページにおいて、太陽光発電で売電をしている人に向けて情報発信を行った。
具体的な内容は、固定価格買取制度や卒FITについての説明、滋賀県における太陽光発電の推進についての取り組み、セールストークにまつわる注意喚起だ。
固定価格買取制度と買取満了
今回の情報発信に際し、滋賀県は固定価格買取制度が2019年11月以降に順次満了を迎えることを強調し、同県民が理解を深められるよう、経済産業省資源エネルギー庁ホームページへの案内を行った。
さらに、買取期間満了における誤った情報をもとにしたセールストークによって不利益が生じないよう注意を促した。経済産業省資源エネルギー庁のホームページでは、特に「固定価格買取制度満了後は0円買取となる」というセールストークに注意するよう呼びかけている。
太陽光発電に関するセミナー実施
滋賀県は2019年6月に、同県民を対象に再生可能エネルギー活用に役立つセミナーを大津で開催した。
内容は、ティーエムエルデ株式会社取締役相談役(滋賀県地球温暖化防止活動推進員)本江宗明氏による「家庭における再生可能エネルギー(太陽光発電)の活用」と、関西電力株式会社滋賀支社統括グループ副長平岡悟氏の「再生可能エネルギーの固定価格買取制度に基づく買取期間満了について」という2本の講演に加え、啓発動画「しがエネルギームーブメント!」より「エコな住宅・建築物」編の上映および補助制度の紹介だ。
「スマート・エコハウス普及促進事業補助金」
滋賀県内での固定価格買取制度の期間満了に際する取り組みの一環として、家庭向け補助金制度がある。「スマート・エコハウス普及促進事業補助金」という名称の同補助金は、スマート・エコ製品の購入に対するもので、高効率給湯器、太陽熱利用システム、家庭用蓄電池、V2H、窓断熱設備などが対象となる。
そのほか、同県内各市町や国などの補助制度についても紹介している。
(画像は滋賀県ホームページより)
▼外部リンク
滋賀県
https://www.pref.shiga.lg.jp/経済産業省資源エネルギー庁
https://www.enecho.meti.go.jp/