卒FIT後に買取スタート
2019年7月1日、東京ガス株式会社は、2019年11月1日より卒FIT後の太陽光発電の余剰電力買取サービスを開始することを発表した。同日、ウェブサイトおよびコールセンターにて、事前申込受付をスタートさせた。
今回発表されたのは、再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)の10年の買取期間が満了した、10kW未満の太陽光発電設備で発電された余剰電力の買取プランだ。
同サービスの対象となる地域は東京電力管内で、栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県の一部(富士川以東)だ。ただし、島しょ地域は除かれる。
2つの買取プラン
太陽光発電の余剰電力買取プランは、サービス対象エリアなら誰でも申込受付な「太陽光買取プラン」と、東京ガス電気利用者向けの「太陽光ずっともセットプラン」の2つだ。
買取単価は、「太陽光買取プラン」が9.5円/kWh(税込)、「太陽光ずっともセットプラン」が10.5円/kWh(税込)となる。消費税率は10%で計算されており、買取料金は6ヶ月ごとに指定口座へ入金される。解約金と違約金は必要ない。
今後、余剰電力買取サービスにとどまらず、設備管理や自家消費のサポートなど、再生可能エネルギーの有効活用に向けて事業を拡大する計画である。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
東京ガス株式会社 プレスリリース
https://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20190701-02.html