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三菱商事、配電系統安定化のための蓄電システム実証プロジェクトを実施

  • 2017年1月19日
  • エネクトニュース
実証プロジェクト推進に基本合意
三菱商事株式会社は、米国の大手独立系発電事業者「AES Corporation」(以下、AES)およびインド・デリー近郊で配電事業を展開する「Tata Power Delhi Distribution Limited」(以下、TPDDL)と蓄電システム運用の実証プロジェクト推進について基本合意したことを1月13日(金)に発表した。

配電系統の安定化を実証
インド政府では、慢性的な電力不足解消や温室効果ガス排出量削減、大気汚染の改善に向けてさまざまな政策を掲げ、風力や太陽光など再生可能エネルギー導入を計画している。

しかし、再生可能エネルギー発電は発電量が不安定で、配電系統の不安定化や需給バランスが取りにくいことが課題としてあることから、今回の蓄電システム導入により、課題解決を図るとのことだ。

3社は今回、TPDDLの変電所内に10MW級の最先端蓄電システム「Advancion」を設置し、TPDDL管内の700万戸以上につながる配電系統の安定化を3社共同で実証するとしている。

三菱商事では、今回のプロジェクトを通じて蓄電システム「Advancion」の有用性を実証し、インド含むアジア・オセアニア地域での拡販を目指すとともに、再生可能エネルギー導入拡大や送配電コスト削減、温室効果ガス排出量削減に貢献していくとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

三菱商事 プレスリリース
http://www.mitsubishicorp.com/

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