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NEDOが浮体式洋上風力発電の低コスト化に着手

  • 2016年12月23日
  • エネクトニュース
発電コストで着床式洋上風力発電との競合を目指す
NEDOは12月21日、浮体式洋上風力発電システムの低コスト化に関する要素技術開発に着手すると発表した。

遠浅な海岸線が少ない日本で洋上風力発電の導入を促進するためには、着床式洋上風力発電のみならず、水深の深い海域に設置できる浮体式洋上風力発電システムの研究開発に大きな期待がかかっている。浮体式風力発電が着床式と発電コストで競合できることが、風力発電導入の海域を広げる鍵となる。

今回の事業では2030年に発電コスト20円/kWhを目指して、新たな概念での設計に取り組む。

委託先は九州大学など、実験は2016~2017年度
委託先には九州大学、国立研究開発法人の海上・港湾・航空技術研究所、日本アエロダイン株式会社をはじめ3つの民間企業が予定されている。

実験は2016年度から2017年度にわたり、2枚ブレード風車を採用して台風時の風荷重を低減、風車や浮体などを一体化してシステムの軽量化を図るなどのアイデアが考慮されている。これらの概念に基づいての設計、部品試作、水槽実験などを行い、システムの安全性・信頼性・事業性が評価されていく。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

NEDO リリース
http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100697.html

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