12月22日プロジェクトファイナンス契約を締結
自然電力株式会社は、佐賀県唐津市にて実施する風力発電所建設に必要な資金に関するプロジェクトファイナンス契約を、株式会社東京スター銀行をアレンジャーとして、株式会社佐賀銀行および株式会社豊和銀行を含むシンジケート団と、2016年12月22日締結したことを発表した。
売電収益の一部を地域農業に還元
今回の事業は、自然電力にとって初の風力発電開発案件で、佐賀県唐津市内の農地を活用して風力発電機を建設する。
建設されるのは、日立製作所製の風力発電機1基で、発電出力は約2MW、年間想定発電量は一般家庭約1,100世帯分の年間消費電力量に相当する約350万kWhを見込んでおり、発電所名は「唐津市湊風力発電所」とのことだ。
発電された電力については、再生可能エネルギー固定価格買取制度を活用して九州電力へ売電する予定で、売電収益の1%を地域農業の保全および地域の農業活動支援に還元する計画としている。
着工は2017年2月を予定しており、運転開始は2018年2月を予定しているとのことだ。
自然電力グループでは今後、自治体や地元企業と連携した自然エネルギー発電事業に積極的に取り組み、国内外の自然エネルギー普及拡大に貢献していくとしている。
(画像は自然電力ホームページより)
▼外部リンク
自然電力 プレスリリース
http://www.shizenenergy.net/