アメリカのスマートグリッド構想
電気エネルギーに関する総合サービスを展開する日本テクノ株式会社は、日本テクノの環境への取り組みをまとめて配信するニュースサイト「エコニュースウェブマガジン」を運営している。
この度【環境政策最前線】もコンテンツとして、早稲田大学理工学術院・横山隆一教授による電力全面自由化のもとでの新規ビジネスに関するコラムを掲載している。
2008年にアメリカで打ち出されたスマートグリッド構想に端を発し、再生可能エネルギーの大量導入から安定的な電力供給を目指す流れが確立されてきた。
日本の事情
日本ではICT技術を駆使した送配電運用が進められてきたことで、アメリカとは異なる電力供給事情であったため、各家庭にスマートメーターを設置するなどして電力供給の次世代化を図ってきた。
東日本大震災を経験した後は「スマートコミュニティ」の構築の必要性が認識され、「デマンドレスポンス」などの実験成果も生み出しながら、「ネガワット取引」など小売電気事業者が参入しやすい枠組みも誕生してきた。
そして今年度からは再生可能エネルギーの余剰電力を蓄えておける「仮想発電所(VPP)」の実証事業も始まり、電力を割引価格で供給する「セット販売」などの商品開発が注目を集めている。
▼外部リンク
日本テクノ プレスリリース(News2u.net)
http://www.news2u.net/releases/150345日本テクノ
http://www.n-techno.co.jp/index.html