出力規模14.5MW、約5000世帯分の発電量
京セラ株式会社、株式会社三菱総合研究所、東京センチュリー株式会社、および四電エンジニアリング株式会社の4社は、兵庫県多可郡多可町の「多可町メガソーラー」の運転を開始、このほど竣工式を行ったと発表した。
4社の共同出資によって設立された「多可町メガソーラー合同会社」によって運営される発電所は、出力規模が約14.5MW、年間発電量で約1600万kWhが見込まれている。一般家庭の年間消費電力量に換算して5000世帯分に近い発電量は、一括して関西電力株式会社に売電され、11月2日から売電が始まった。
異業種各社がそれぞれの強みを発揮した共同事業
京セラ、三菱総研、東京センチュリー、四電エンジの4社は2013年に事業の検討を開始し、東京センチュリーがファイナンス関係、四電エンジが発電所の設計と施工、太陽電池モジュールと周辺機器の供給を担当した京セラは、合計56000枚のパネルを提供した。
事業期間中は三菱総研が事業全体の統括とコンサルティングを務め、発電所の保守 ・管理は株式会社京セラソーラーコーポレーションが担当する。4社はこの事業を通じて、再生可能エネルギーの普及を促進、地球環境保全と地域創生に貢献していきたいとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
京セラ リリース
http://www.kyocera.co.jp/news/2016/1104_taga.html