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経済産業省、風力発電の価格の引き下げを検討

  • 2016年8月31日
  • エネクトニュース
2017年4月より引き下げ予定
発電事業者より電力会社が購入している風力発電の価格を引き下げるということを経済産業省が決定した。

経済産業省は、現在、風力によって作られた電気を、発電開始から20年間一律で、1kW時あたり22円で買い取っている。今後は2017年4月より数円引き下げることを検討している。
有識者会議により価格を決定
風力発電の価格に関しては、2016年秋に有識者会議を開き、議論を行った上で決定する予定だ。

これまで太陽光に比べて普及率の少ない風力発電だったが、発電効率が向上した結果、買い取り価格を引き下げたとしても事業者の採算が見込めると判断したという。買い取り価格は、電気料金と別に支払うのではなく、電気料金に上乗せされる。これによって家庭及び企業の負担を抑えることを図る。

 太陽光・風力・地熱等の自然再生エネルギーを普及及び促進させることを目的として制定された再生可能エネルギー特別措置法は、2012年度より発電した電気を電力会社が一定額で買い取ることを義務づけている仕組みである。


▼外部リンク

経済産業省
http://www.meti.go.jp/

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