小型「環境センサー」で環境情報をリアルタイムで管理
オムロン株式会社(以下「オムロン」)は、温度や湿度、光、音など7種の環境情報を取得できる「環境センサー」 の発売開始を発表した。発売は法人向けで7月15日から。
「環境センサー」は温度、湿度、気圧、照度、紫外線、音圧、加速度の7つを計測する機能と無線通信機能、バッテリーを小型パッケージに搭載した複合型センシングコンポーネント。
小さなセンサーが周囲の環境情報を収集し、データを送信する。設定した値を超えた場合だけ通知する機能もあり、スマートフォンのアプリなどで情報を確認、遠隔管理することが可能。
IoTによる新たなソリューションビジネスの創出へ
これまでの既存センサーだけでは十分な質と量のデータが確保できなかった課題を、オムロンはMEMSデバイス技術や省電力技術を用いて解決、今回の「環境センサー」を開発した。小型センサーで情報収集の範囲が広がり、データ集積力が向上、リアルタイムの情報発信で環境変化への対応速度の短縮が可能になる。
オムロンは今回の「環境センサー」発売にあたって、対応する携帯用アプリもリリースした。ニフティ株式会社と連携して同社のクラウドサービスの強みを活かし、より一層IoT活用を通じて新しいサービスの創出を進めていく方針だという。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
オムロン リリース
http://www.omron.co.jp/press/2016/07/c0713.html