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東北電力の鹿瀬発電所が営業運転を再開

  • 2017年9月8日
  • エネクトニュース
阿賀野川流域の水力発電所、改修工事を完了
東北電力株式会社(以下「東北電力」)は9月7日、同社の鹿瀬(かのせ)発電所で2011年3月に開始した改修工事が完了し、発電所の営業運転を再開したと発表した。

同発電所は新潟県東蒲原郡阿賀町(ひがしかんばらぐんあがまち)を流れる阿賀野川に設置されたダム式の水力発電所で、1928年12月に営業運転を開始した。経年劣化が進行したため、水車型式の発電機を更新、発電効率の高いバルブ水車を新たに採用した。

旧設備では6台の発電機で最大4万9500kWの発電力を有していたが、新たな発電機は2台、同じ使用水量で最大出力が5万4200kWに増加、水資源のさらなる有効活用を可能にした。

取り壊しで得られたコンクリートも再利用
東北電力では同じ阿賀野川流域にある豊実(とよみ)発電所でも同様の改修工事を2013年に完了させており、同社における大規模な水力発電所の改修工事は2件目となる。

ダムや取水口などの設備を再利用するだけでなく、これまでの設備の取り壊しで発生したコンクリートも再利用、廃棄物の量を抑制した。また、河川の汚濁防止のため、工事の際の汚濁水を適切に処理するなど、環境影響の低減にも努めたという。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

東北電力 リリース
http://www.tohoku-epco.co.jp/news/normal/1195520_1049.html

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