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住友商事、カナダで木質ペレット製造に資本参画

  • 2017年7月27日
  • エネクトニュース
バイオマス燃料のさらなる需要増加を見込んで
住友商事株式会社(以下「住友商事」)は7月21日、カナダでパシフィック・バイオエナジー・コーポレーション(以下「PBEC」)の株式47.6%を取得したと発表した。PBECは木質ペレットの製造ではカナダ第2位の生産量を誇る。

木質ペレットは環境への負荷が少ないバイオマス発電の燃料の一つで、間伐材や建材製造工程で発生した木くずなどを乾燥後、一旦細かく砕いて成形したもので、高い効率で電気と熱のエネルギーが得られることで注目されている。

経済産業省が2015年に発表した2030年のエネルギーミックスでは、再生可能エネルギーが22~24%、バイオマス発電が4%との目標が掲げられている。

住友商事では海外からのバイオマス燃料調達が国産バイオマス燃料を補完して再生エネルギーの普及を促進するとの位置づけで、2008年から木質ペレットの輸入事業に取り組んできた。

豊かな森林資源、世界有数の木質ペレット生産地で
PBECは林業が盛んなことで有名なブリティッシュ・コロンビア州に本社を構え、年間55万トン超の木質ペレットを取り扱っている。同州は広大な森林地帯を背景に、木質ペレットの生産地として世界に名高い。

住友商事はPBECへの資本参加を通じて、これからもバイオマス燃料の安定供給で再エネ普及促進に貢献していく方針だ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

住友商事 リリース
http://www.sumitomocorp.co.jp/news/detail/id=30159

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