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川崎重工、神戸市にごみ処理発電施設を納入

  • 2017年3月29日
  • エネクトニュース
ポートアイランドにモダンなデザインで
川崎重工業株式会社(以下「川崎重工」)は3月27日、神戸市にごみ処理発電施設を納入したと発表した。施設運営においては4月1日から20年間、同社が設備管理業務にあたる。

新施設は神戸市の第11次クリーンセンターで、川崎重工と株式会社大林組が建設を担当し、臨海部のポートアイランド第2期用地に建設された。港町神戸の景観を配慮して、モダンでコンパクトなデザインが採用された。

この施設はごみ積替施設、破砕施設、ごみ焼却発電施設から構成されている。一日あたり600トンのごみ処理が可能な焼却施設に高温高圧ボイラーとタービンを組み合わせて、最大1万5200KWの発電出力が見込まれている。これによって施設の電力を賄うのみならず余剰分は売電、温室効果ガスの排出量削減にも貢献する。

災害時にも自立稼働で一定期間ごみ処理が可能
本施設は、高度な排ガス処理を行ってダイオキシンや一酸化炭素などの有害物質排出を抑制、排ガスの総量も低減する。また災害時に外部電源が利用できなくても、非常用発電機を用いて自立稼動ができ、一定期間のごみ焼却が可能となっている。

川崎重工はこれからも、さまざまな環境問題やニーズに応えて、技術開発や販売活動で積極的な取り組みを続けていく方針だ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

川崎重工 リリース
https://www.khi.co.jp/news/detail/20170327_2.html

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