高圧太陽光発電市場に向けた新たなソリューション
オムロン株式会社とイスラエルのSE社(SolarEdge Technologies Inc.)は1月31日、国内での高圧用太陽光発電システムに向けた新たなソリューションとして、MLPE技術を搭載したパワーオプティマイザとパワコンの提供を始めると発表した。
MLPE(Module-Level Power Electronics)は、太陽光パネル1~2枚ごとに設置して制御するモジュールレベルのパワーエレクトロニクスのことで、製品にはマイクロインバーターとオプティマイザがあり、SE社は同技術の世界的リーディングカンパニーである。
そして、SE社のDC最適化ソリューションを搭載したパワーオプティマイザとパワコンは、個々のモジュールレベルで発電量を最大化すると同時に、太陽光システムのエネルギー生産コストを削減するものという。
このため、ストリング設計に大きな自由度をもたらす特徴があり、これまで導入が困難とされていた影のかかる場所や斜面などでも、太陽光発電システムの導入が可能になる。
発売は3月からを予定
オムロンは今回、SE社製のパワーオプティマイザ(P600-5R M4M RL他)と3相パワコン(SE25K-JP(24.75kW)他)の販売、およびサービスの提供を行うこととし、発売はいずれもこの3月からを予定している。
また、全国140拠点におよぶ同社のアフターサービス網により、導入後も安心して使用できるとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
オムロン株式会社 プレスリリース
https://www.omron.co.jp/press/2018/01/c0131.html