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JFEエンジニアリングがドイツで廃熱回収ボイラーを受注

  • 2018年2月9日
  • エネクトニュース
エネルギー効率の向上と環境負荷低減を目指して
JFEエンジニアリング株式会社(以下「JFEエンジニアリング」)は2月7日、同社の現地法人がドイツの石油化学メーカーから廃熱回収ボイラーを受注したと発表した。
発注元はケルン市のプラントで、ナフサと天然ガスからエチレンなどを生産している。この生産過程で発生するガスを燃料とするボイラーを使用しているが、今回の受注ではエネルギー効率の向上と環境負荷の低減を目指してボイラーを更新する。

JFEエンジニアリング・グループはこれまで欧州を中心に100件以上の廃熱回収ボイラーの建設を行ってきた。こうした実績に加え今回のプロジェクトでは、残余ガスを適正に燃焼させる技術などが高く評価され、受注に至ったという。

廃熱利用でプラントの電力需要の3分の1を
今回受注したボイラーは生産過程の廃熱を回収して、圧力108気圧、温度530度の蒸気を毎時240トン生成する。発生する蒸気は発電と石油化学製品の製造に用い、プラントで使用される電力の3分の1を賄う。

JFEエンジニアリング・グループはこれからも、多様化する顧客のニーズに最適な技術を、世界各国で提供していく方針だ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

JFEエンジニアリング リリース
http://www.jfe-eng.co.jp/news/2018/20180207091115.html

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