「自然電力のでんき」の提供エリアを拡大
自然電力株式会社は2月1日、「自然電力のでんき」の提供エリアを拡大し、中部電力(愛知県、三重県、岐阜県、静岡県(富士川以西)、長野県)および北海道電力の送電エリア内にて、同日から電力小売事業を開始すると発表した。
2011年設立の同社は、自然エネルギー普及を目指し、同社グループとして累計約800MW(この1月末現在)の太陽光発電所・風力発電所の企画・開発・EPC(設計・調達・建設)・O&M(運営・保守)・AM(アセットマネジメント)事業と発電事業(IPP)に携わるほか、小水力・バイオマス事業にも取り組んでいる。
同社はまた、「非化石市場」で供給電力全量分の「非化石証書(FIT)」を購入することで、「自然電力のでんき」を実質的に「100%自然エネルギー由来」、「CO2排出量ゼロ」の電気として提供している。
2018年春には全国へ拡大する予定
そして、2017年11月には電力小売事業に参入し、東京・関西・九州エリアにて法人と個人を対象として、「自然電力のでんき」の提供を始めている。
今回の中部電力と北海道電力管内へのサービスエリア拡大に伴い、実質的に「100%自然エネルギー由来」、「CO2排出量ゼロ」の電気の普及をさらに促進していくとともに、他エリアへの展開も順次進め、2018年春には全国の顧客に利用してもらえるよう、電力小売事業を拡大する予定という。
(画像は自然電力HPより)
▼外部リンク
自然電力株式会社 プレスリリース
http://www.shizenenergy.net/news/15-release/