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エヌ・ピー・シーの合弁会社、太陽光パネルの廃棄処理請負を開始

  • 2017年11月20日
  • エネクトニュース
PVテクノサイクルにて太陽光パネルの廃棄処理請負開始
株式会社エヌ・ピー・シーは11月15日、同社の合弁会社であるPVテクノサイクル株式会社にて、太陽光パネルのリサイクルに同社独自のパネル分離技術を使った廃棄処理の請負を開始したと発表した。

太陽光発電システムの設置が全国各地で進んでいるが、将来的に製品寿命を迎えるパネルが大量廃棄されることが見込まれるほか、現在でも地震や台風による災害などで損傷したパネルや、品質上での問題があるパネルが数多く排出されている状況にある。

太陽光パネルには銀や銅、ガラス、アルミなど、様々な有価物が含まれるが、排出された太陽光パネルは通常、アルミ枠を取り外した後は一般的な産業廃棄物として粉砕処理され、アルミ以外の有価物の回収は行われていないのが現状という。

有価物を効率的に回収できるリサイクル処理
こうした状況から、同社が開発したホットナイフ分離技術によるパネル解体ラインを用いるPVテクノサイクルは、ガラスを割らずにセルその他部材を分離し、有価物を効率的に回収できるリサイクル処理を行うこととしている。

そこで、太陽光パネルが不要となって処分したい場合には、PVテクノサイクル社(東京都大田区京浜島2丁目7番5号、TEL:03-5755-1515、Mail:info@pvtechno.co.jp)まで問い合わせて欲しいとのこと。

なお同社は、NEDO(新エネルギー・産業技術総合研究所)の太陽光発電リサイクル技術開発プロジェクトに2014年と2015年の2年続けて協力会社とともに採択され、この研究結果は環境省の『太陽光発電設備のリサイクル等の推進に向けたガイドライン』(平成28年3月発行)に参考事例として掲載されている。

(画像は株式会社エヌ・ピー・シーのHPより)


▼外部リンク

株式会社エヌ・ピー・シー プレスリリース
http://contents.xj-storage.jp/xcontents/62550/

(関連参考)太陽光パネルのリユース・リサイクル
http://www.npcgroup.net/product_and_service/ 

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