地産地消型の発電事業化における調査・検証を目的として
病院運営などの医療関連事業を展開する株式会社キャピタルメディカは、グループ会社で不動産などを扱う株式会社フォーカスが、木質バイオマスを利用した地産地消型の発電事業化において、その可能性の調査および検証を目的とした協定書を、兵庫県養父市との間で締結したと発表。
2013年から再生可能エネルギー事業に着手
フォーカス社では、2013年12月より鳥取県三朝町において1.4MW規模のメガソーラー発電所を建設し売電事業を開始、再生可能エネルギー事業の創出を始める。
同年には熊本県阿蘇郡南阿蘇村に地熱発電用地を取得。そして2015年からは株式会社レノバ、デナジー株式会社との共同で、南阿蘇村から地中調査に関する同意を得て、2018年度内の地熱発電開始を目指し、地熱資源量の調査を開始している。
クリーンなエネルギー源として注目されるバイオマス燃料
今回の事業のフィジビリティスタディ(実行可能性調査)では、木質バイオマスによる地産地消型発電の事業化において、関連事業も含んだ可能性の検証を目的とし、基礎的な調査や分析を実施する。
また今回燃料として使用される木質バイオマスは、ガス化し燃焼させる事によりエネルギー資源として発電に利用される。
バイオマスとは、動植物などから生まれた化石燃料を除く有機性資源の総称で、特に大気中の二酸化炭素濃度に影響を与えない、木くずなどを使った木質バイオマスエネルギーの利用は、クリーンなエネルギー源として注目されている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社キャピタルメディカ ニュースリリース
http://capimedi-newsrelease.com/2016/05/5032/株式会社キャピタルメディカ
http://capimedi.com/