新電力による高度ITエネルギーマネジメント戦略
一般社団法人太陽経済の会は2016年5月26日のプレスリリースで、2016年6月29日(水)に「新電力による高度ITエネルギーマネジメント戦略~ITテクノロジーと人工知能で最適化する革新的な新電力事業モデルによる自然エネルギーの有効活用~」と題したセミナーを開催すると発表した。
今回のセミナーは、2015年にITテクノロジーを活かし新電力支援事業に参入した株式会社オプティマイザーの代表取締役である田川周作氏が、新電力による高度ITエネルギーマネジメント戦略について講演する。
再生可能エネルギー活用における課題として、電力市場においては、太陽光、風力、バイオマスなどの再生可能エネルギーを利用した発電は出力が不安定で、設備費もかかり発電コストが高いため、出力が安定し発電コストも有利な、火力、原子力などの既存エネルギーの割合を優先しているという状況がある。
この課題を解決する手段としては、発電出力の調整や蓄電池の設置、需給予測技術の高度化と人力を超えたオペレーション、卸電力市場の活性化、行政による支援施策などが必要と考えられている。
今回のセミナーでは、これらの課題に対しオプティマイザー社が開発したクラウドによる集中型管理技術についても講演する。
新エネルギー問題の大家の講師陣
講師陣は、オプティマイザー社の代表取締役の田川周作氏、太陽経済の会代表理事の山﨑養世氏、日本のエネルギー問題に尽力し太陽経済の会アドバイザリーボード及びオプティマイザー社の顧問を務める久留島守広氏、太陽経済の会インド部会の代表で人工知能開発の研究の経験もあるサンジーヴ・スウィンハ氏を予定している。
講演後は参加者との質疑応答、討議、懇親の時間を設けているとのことで、知見をもった講師陣とディスカッションすることにより、新エネルギー問題についてより理解が深まることが期待できる。
▼外部リンク
ニュースリリース (PR TIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000013682.html一般社団法人太陽経済の会
http://www.taiyo-keizai.com/株式会社オプティマイザー
http://www.optimizer.co.jp/セミナー申し込み専用サイト
http://www.taiyo-keizai.com/event_seminar/forms/show/54