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キャンプの恵み

Vol.123 旅とキャンプの出会い

  • 2017年3月7日
  • (社)日本キャンプ協会

高校を卒業した年の3月、一人旅に出ました。目指したのは沖縄。高校生活が終わり、もう大人なんだよなあと思ったとき、「そうだ、遠く離れた沖縄に行ってみよう!」と考えたのです。

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沖縄までどうやって行くか。飛行機でびゅーんと行ってホテルに泊まるお金なんかありません。最も安く行けるのは、青春18切符を使って電車で鹿児島へ行き、そこからフェリーで沖縄へ行くルートでした。宿泊や食事は、家にあったテントや寝袋、調理器具などを持っていくことにしました。その結果、人生初のバックパッキングの旅となりました。

スマホもネットカフェもない時代。お金をおろすカードなんて持っていません。キャンプ道具を入れたザックと小さなお財布が自分の全財産。途中でお金が無くなったらとか、荷物をなくしたらとか、いろいろ考えましたが、出発したら全然気になりませんでした。何とかるなあって。不安よりも、どこにでも行けそうだなあという気持ちでいっぱいでした。

電車で順調に南下し、1日目の終着駅に着いたのが0時前。駅横の人がいないスペースにマットと寝袋を敷いて初めての野宿でした。近くにいたホームレスの方が「良い旅しろよ」なんて声をかけてくれました。

フェリーでは、自分と同じようなバックパッカーに出会って、どこに行ったことがあるとか、どこに行きたいとか、みんなで盛り上がりました。沖縄上陸後は、北部のビーチにあるキャンプ場をみつけて数日滞在しました。海で泳ぎ、海を眺め、ご飯を作り、テントで寝て、のんびり過ごしました。旅先でキャンプっていいなあ、自由だなあって、心から感じた時間でした。

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そんな人生最初の旅の経験は、その後の自分の旅のスタイルを決定づけ、旅先でキャンプをするようになりました。目的地は大まかに決めるけど、どこに泊まるかは決めません。なので、どんな場所でテントを張ることになるかなあ、地元の食材をどこで手に入れるかなあ、なんてことを考えながら準備をすすめます。それが楽しいんですね。

春になると沖縄の旅を思い出して、今年はどこへ行こうかなあと考え始めます。楽しみな季節がやってきました。      (ケイン)

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