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「WEEE指令」 Q&A解説

読み:
だぶるとりぷるいーしれい
英名:
EU Directive on Waste from Electrical and Electronic Equipment
  • Q: WEEE対象製品への表示はどのようなもの?
    WEEE指令に基づく対象製品への表示はどのようなものか?

    A: WEEE指令は、2005年8月13日以降にEU域内市場に電気・電子機器を投入する製造業者に対して、製品にマーク表示を行うことを義務づけている。同指令附則?「電気・電子機器のマーキング用シンボル」によると、分別回収する電気・電子機器に対するシンボルは、次に示したようにコマ付きのごみ箱と×印を使用し、よく見え、はっきり読み取れ、かつ消えないように付けなければならないとしている。

  • Q: WEEEとRoHSはどう違う?
    WEEEとRoHSはどちらもEUの規制だが、具体的な内容以外でどこが違うのか?

    A: RoHS指令は、欧州共同体(EC)設立条約の中でEU域内市場の規制統一を目的とした条文を根拠としているため、加盟国が国法に落とし込む際に指令に上乗せした規制をすることはできない。一方、WEEE指令は、同じ条約でも環境政策を実施するための立法を行うことを定めた条文を根拠としているのと、各国で廃棄物の回収システムに違いがあるため、ある程度柔軟な制度設計を各国が行うことができる。

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