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「地震」 Q&A解説

読み:
じしん
英名:
Earthquake
  • Q: マグニチュードと震度の違いは?
    マグニチュードと震度はどう違うのだろうか。

    A: 地震の大きさは、「マグニチュード」という単位で表される。マグニチュードは、地震を起こしたエネルギーの大きさを示したもので、エネルギーが大きくなればマグニチュードも大きくなる。これに対して、地震の揺れの大きさを表す単位が「震度」だ。基本的にはマグニチュードが大きいほど震度も大きくなるが、震源地との距離、地表の土、岩盤などの性質にもよるため、必ずしも比例するとは限らない。たとえば、地表近くに震源がある場合にはマグニチュードが小さくても震度は大きくなり、大きな被害をもたらすことがある。1995年の阪神・淡路大震災はマグニチュード7.3、震度7で、2011年の東日本大震災はマグニチュード9.0、震度7だった。

  • Q: 活断層とはどんなものなのか?
    地震と活断層との関係を教えてほしい。

    A: 活断層は、約200万年前から現在までの間に地震によってずれた痕跡があり、将来もずれる恐れのある断層のことをいう。断層とは、ひとつの面を境にして2つの岩の塊が相互にずれていく現象のことだ。日本列島には周辺の海域を含めて、約2000もの活断層があり、海洋プレートが大陸プレートの下に沈み込むときなどに、活断層に圧力が加わってずれが生じて地震を起こす。日本が「地震列島」と呼ばれるゆえんだ。1891年に発生した濃尾地震によって出現した根尾谷断層は、全長80kmにも達する巨大な活断層だ。

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