A: 「日中韓三カ国環境大臣会合」(TEMM)にあわせて、さまざまな主体によるフォーラムが行われる。ビジネスフォーラムは、三カ国の産業界の代表が討議などを行う場だ。環境サービスの発展や、環境市場の拡大とグリーン経済の促進に向けた国際協力などがテーマとなる。一方、ユースフォーラム(学生フォーラム)は、三カ国の学生の代表が意見交換などを行う場だ。若者の環境活動や持続可能な開発とグリーン経済を促進するための若者の役割、環境的に持続可能な都市などをテーマに、毎年活発な議論が繰り広げられている。
A: 2013年5月に北九州市で行われたTEMM15では、開催に伴って約16トンの温室効果ガスが発生すると推計された。このため、その排出量を被災地である宮城における温暖化防止の取り組みによって創出された、オフセット・クレジット(J−VER)を使ってカーボン・オフセットした。このように、環境に関する会議を開催するにあたっても、環境への負荷を減らす取り組みが行われている。