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「PM2.5」 Q&A解説

英名:
Particulate Matter 2.5
  • Q: PM2.5から身を守る方法は?
    目に見えないほど細かいPM2.5から健康を守るには、どうすればよいのだろうか。

    A: PM2.5は、粒径が2.5μm以下の微小な粒子物質だ。呼吸により気管支や肺の奥深くまで入りこむと、ぜんそくや肺がんなどの呼吸器疾患を引き起こすことがある。これを防ぐには、市販のマスクの中でも、ウィルスなどPM2.5よりも小さな粒子に対応したものを着ける方法がある。米国労働安全衛生研究所の規格に適合したN95マスクや、日本の国家規格を満たしたマスクなどが有効だとされている。また、室内では高性能の空気清浄器を使うようにするとよいだろう。

  • Q: 地方自治体のPM2.5対策は?
    地方自治体ではどのようなPM2.5対策を取っているのだろうか。

    A: 西日本をはじめとする日本各地で、PM2.5の測定値が高くなっている。中国から飛来した大気汚染物質の影響が大きい。福岡県は、2013年に県内10カ所の大気汚染常時監視測定局にPM2.5の自動測定機を導入し、測定結果を速報としてホームページで公表している。同じような対策を取る地方自治体は少なくなく、神奈川県や北海道も速報値を公開している。こうした動きを受けて、国は自治体連絡会を2013年2月に立ち上げた。関係自治体と観測データを共有するとともに、情報提供についての連携強化を図っている。

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