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「地域のカーボンレジストリ」 Q&A解説

読み:
ちいきのかーぼんれじすとり
英名:
Carbonn Cities Climate Registry
  • Q: 地域のカーボンレジストリとは?
    地域のカーボンレジストリとは、どのようなプロジェクトなのだろうか。

    A: 地域のカーボンレジストリとは、全国の主な地方自治体を対象として地球温暖化対策に関する調査を行い、その結果を分析するとともにデータベース化して、ウェブサイトなどで公表するプロジェクトだ。COP16におけるカンクン合意で、先進国と途上国によるMRV(算定・報告・検証可能)制度を強化することが合意された。わが国ではこれを受けて、自治体レベルの制度を推進するために、日本版の「地域のカーボンレジストリ」事業を立ち上げた。実施にあたっては、イクレイ日本が事務局を務め、国際版のレジストリに日本の実情に合った項目を加えた年次調査を実施するとともに、国際版への統合や世界への公表・広報などを行う。

  • Q: 地方自治体における取り組みは?
    地方自治体における地球温暖化対策の進捗状況と事例を教えてほしい。

    A: 環境省は、「地方公共団体における地球温暖化対策の推進に関する法律」に基づき、都道府県や市町村など地方自治体における地球温暖化対策実行計画などの策定状況をまとめている。それによると、実行計画(事務事業編)を1283の自治体が、実行計画(区域施策編)などを277団体が策定している。たとえば、北海道の札幌市は、「札幌・エネルギーecoプロジェクト」として、市やエネルギー事業者、金融機関が協力して、市民や事業者による新エネ・省エネ機器の導入を支援している。また、愛媛県の松山市は「松山サンシャインプロジェクト」の一環として、太陽光発電によるグリーン電力証書の活用モデル事業や、ソーラーラジコンカーによる耐久レースなどを行っている。

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