A: 「持続可能な開発のための教育(ESD)に関するユネスコ世界会議」(ESD世界会議)は、「ESDの10年」が終わる2014年11月10日から12日にかけて、愛知県名古屋市の名古屋国際会議場で開催される。会議では、各国による10年間にわたる取り組みにより得られた成功事例を検証し、何が達成され、どのような教訓が得られたかを把握する。また、ESDが質の高い教育の強化に果たす役割などを検証する。そして、ESDの10年に続くESDプログラムの枠組みとなる「ESDアジェンダ」を策定する。
A: 2014年11月のESD世界会議にあわせて、同月に岡山市でいくつかのステークホルダー会議が開催される。まず、6日から8日に「ユネスコスクール世界大会」が行われる。各国のユネスコスクールが取り組んできたESDの実践事例を共有し、協働を図る。また、7日には世界の18歳から35歳までのESD実践者が、経験と知識を共有してESDの推進について話し合う「ユース・コンファレンス」が行われる。さらに、「持続可能な開発のための教育に関する拠点の会議」が、4日から7日に開かれる。世界100以上のESD地域拠点関係者が、取り組みの成果や今後の方向性などを話し合う。
