米国にある独立非営利の研究機関、ワールドウォッチ研究所が1984年の発刊以来、毎年発行している書籍。世界における自然や都市などの人間・社会環境の現状はもちろんのこと、国際貿易や金融システム、人口の増加、雇用などと環境問題の関連性についても幅広く解析している。同研究所を設立した前所長のレスター・ブラウン氏は、地球環境問題に常に警鐘を鳴らし続ける研究者として知られる。「地球白書2008-09」では、持続可能な経済を実現するための変革に焦点があてられた。地球白書は、日本をはじめさまざまな国で翻訳されて発行されている。また、こども地球白書も発行されている。