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「国づくりの100年デザイン」 とは

読み:
くにづくりのひゃくねんのでざいん

日本が今後も活力を維持し、国民一人ひとりが生き生きと暮らせる国であるためには、「将来、どのような社会を実現すべきか、そのために何をすべきか」という国民全体の共通の目標と戦略が必要という視点から、2002年、その検討材料を提供するために国土交通大臣直属のタスクフォースが設置された。ここでは、同省内から公募で選ばれたメンバー32名と主査4名が、100年先を見通した国土の将来像について、1) アジアのグローバルセンターとしての日本、2) 循環型・環境共生型国土づくり、3) 個性・ゆとりある社会―の3つを柱に検討し、意見募集を経て、2003年4月に21の提案が盛り込まれた「国づくりの100年デザイン」がまとまった。これによると、循環型・環境共生型国土づくりについては、1) 都市に残された自然を育てる「よろこびの森」の創設による命の動脈づくり、2) 安全で安心な暮らしのための土地利用再編、3) 地球温暖化エネルギー問題を解決するための「ひとが主役の交通・物流システム」、4)有機物や水、建材、エネルギーなど資源循環、住む人を重視した「循環型まちづくり」、などの取り組みが示されている。その上で、5) 100年かけてつくる新しいまちづくりの過程や仕組みを提案している。

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